保護猫4匹の長距離輸送体験記|広島から茅ヶ崎まで約800kmのストレス対策
- 6月24日
- 読了時間: 4分

こんにちは、ケンパパです。
今回は実際に行った保護猫の長距離輸送についてご紹介します。
広島から神奈川県茅ヶ崎市まで約800km。
保護猫4匹との長い旅で実践したストレス対策や環境づくり、そして猫たちとの心温まるエピソードをお届けします。
これまでたくさんのペット輸送をお手伝いしてきましたが、今回のご依頼は私にとっても特に印象に残る旅になりました。
広島から神奈川県茅ヶ崎市まで約800km。
しかも、お預かりするのは保護猫4匹です。
飼い主さんには慣れているものの、知らない人にはなかなか心を開かない子たち。
「これは簡単な移動にはならないぞ…」
そんな予感から始まった旅でした。
保護猫の長距離輸送で最初に直面した課題

お預かりした当初、猫たちはとても緊張していました。
水を飲まない。
ご飯を食べない。
トイレもしない。
もちろん知らない場所ですから無理もありません。
保護猫たちは環境の変化にとても敏感です。
一般的な移動用クレートの中で過ごしていましたが、約800km、10時間近い移動を考えると少し心配になりました。
私はこれを勝手に
「3ない状態」
と呼んでいます。
水が飲めない
トイレができない
自由に向きを変えられない
人間でも長時間同じ姿勢は辛いものです。
猫たちも同じではないか。
そう考えました。
保護猫の長距離輸送で行った環境づくり

そこで私は移動環境を見直しました。
一般的な移動用クレートではなく、少し大きめのワイヤーケージを使用することにしました。
理由は単純です。
猫たちが少しでも普段の生活に近い環境で過ごせるようにするためです。
ケージの中には、
給水器を設置
猫砂を準備
タオルを敷く
相性の悪い猫同士は距離を取る
暗幕で外の刺激を減らす
といった工夫を行いました。
そして車内にはクラシック音楽を流しました。
これまでの経験から、クラシック音楽は猫たちの緊張を和らげる効果を感じています。
何より大切にしたのは、
「猫自身が居心地の良い場所を選べること」
でした。
少しずつ心を開いてくれました

動が始まって数時間。
休憩のたびに様子を確認しながら、私は猫たちに声を掛け続けました。
「チャチャちゃん、元気?」
「小梅ちゃん、大丈夫かい?」
そんな何気ない声掛けです。
すると少しずつ変化が現れました。
最初は身を縮めていた猫たちが、こちらを見るようになったのです。
さらに名前を呼ぶと、
「ニャー」
と鳴き声で返事をしてくれるようになりました。
その瞬間、
「ああ、少し安心してくれたんだな」
と感じました。
長距離移動ではありますが、猫たちとの距離が少し縮まった気がしたのです。
到着前に見えた小さな変化

茅ヶ崎まであと少し。
最後の休憩で改めてケージの中を確認しました。
すると嬉しい変化がありました。
ご飯を食べている子がいる。
水を飲んでいる。
トイレも済ませている。
そして何より、みんな落ち着いた表情で過ごしていました。
預かった時の不安そうな様子を見ていたからこそ、この変化は本当に嬉しいものでした。
派手な出来事ではありません。
でも私にとっては、とても大きな安心でした。
まとめ
広島から茅ヶ崎まで約800km。
保護猫4匹との長い旅は、私にとっても忘れられない経験になりました。
預かった当初は、
水も飲まない。
ご飯も食べない。
トイレもしない。
そんな状態でした。
しかし環境を整え、声を掛け続けることで、猫たちは少しずつ落ち着きを取り戻してくれました。
今回改めて感じたのは、
特別な技術よりも、
「相手の立場になって考えること」
の大切さです。
人間でも慣れない場所は不安です。
それは猫たちも同じ。
だから私は、ただ運ぶのではなく、
「少しでも普段に近い環境を作ること」
を大切にしています。
無事にご家族のもとへ到着した4匹の保護猫たち。
今頃は新しいお家でのんびり過ごしていることでしょう。
私にとっても、とても嬉しい800kmの旅になりました。
ケンパパからひとこと
ペット輸送は、荷物を運ぶ仕事ではありません。
大切な家族をお預かりする仕事です。
犬にも猫にも、それぞれ性格があります。
人懐っこい子もいれば、警戒心の強い子もいます。
だから私は、その子に合わせた移動環境づくりを心掛けています。
長距離のペット輸送やお引越しでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
「心を運ぶペット輸送」
それがケンパパエクスプレスの想いです。



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